私たちパレスホテルは、
お客様の安心と安全を常に最優先とする伝統を守り続けるとともに、
積極的に環境や地域社会に対する責任を果たします。
2012年に完成したパレスホテル東京ならびにパレスビルは最新の
制振構造を備えています。2012年12月には東京消防庁より優良
防火対象物の認定を受けており、災害に対応するため大規模地震
対応マニュアル等を整備し、定期的に訓練を実施しています。
また、パレスホテル東京自衛消防隊は、毎年丸の内消防署主催の
自衛消防訓練審査会に出場しており、2013年・2016年には
男子隊が優勝、2014年・2016年は女子隊が準優勝するなど
毎年数々の表彰を受けています。
優良防火対象物認定証
自衛消防訓練風景
メインキッチンや各厨房は、食材を衛生的・効率的に管理する設計に基づいた、最新の設備を
備えています。
また、定期的な食品衛生講習会の開催や、万が一の食品事故発生に備えた訓練の実施等、
食の安全の徹底を図っています。
メニュー表記に関しては、メニュー管理委員会を設置し、適切な表示であることをチェックして
います。
メインキッチン設備と
調理するシェフたち
パレスホテルは業界としてはいち早く、1992年より生ごみを発酵処理し肥料化する、生ごみの
リサイクルを実施しています。そして、リサイクルされた肥料「エコパレス」を特定農家で
使用していただき、その農作物を使用するというリサイクルが実現しています。
また、10年以上前より、厨房排水や雨水を再生した「中水」を、パブリックエリアやオフィスの
トイレ(客室を除く)の洗浄や植栽への散水に利用しています。
2012年より、ワインの栓として利用されているコルクを集めて、再生する活動に参加しています。
集められたコルク栓は、NPO法人の手を経て、コースターやカレンダー等に再生されています。
生ごみを発酵処理する機器
パレスホテルでは、災害対策に飲料水を備蓄しています。
2017年の入替にあたり、フードバンクに寄贈いたしました。
その他にも、東京駅周辺の清掃活動(大丸有エリアマネジメント
協会主催)やエコキャップ運動へも参加しております。
これからも継続的、かつ積極的に社会貢献活動に取り組んで参ります。
寄贈した災害対策用飲料水
東京駅周辺清掃活動の様子
2012年の建替えに際しては、より省エネ化を図るため、高効率の「冷暖房機器」「太陽光発電」
「コジェネレーション」等の設備を導入し、また、オフィス棟であるパレスビルには、
外気の影響による空調負荷を最大限抑えるための「エアフローウインドウ」を採用しました。
これらにより、基準ビルに対して30%の省エネ化を実現しています。
太陽光パネル
パレスホテル東京が所在する、大手町・丸の内・有楽町地区で運行されている
無料巡回バス「丸の内シャトル」に、2003年から協賛企業として参加しており、
同地区を訪れる観光客の利便性向上に貢献しています。
また、小学生を対象とした全日本司厨士協会主催「フランス料理を楽しむ会」の
ボランティアや、世界の医療団主催の「チャリティービュッフェ」に毎年参加しています。
他にも、日本舞踊の公演や華道の展覧会など、様々な芸術・文化活動を主催しています。
丸の内シャトルバス
パレスホテルは、ホテル専門学校生や調理学校生を委託生として毎年受け入れており、
経験豊かな社員の指導の下、実際の現場での体験が学生の学習に役立っています。
また、国内外の大学生を中心に、就業体験を目的としたインターンシップを受け入れています。
インターンシップ修了証授与